【京都】山本本家
沿革
延宝5年(1677)に、当時の伏見の中心地油掛で初代では塩屋源兵衞といい、代々源兵衞を襲名、現在11代目です。
創業時は味噌、醤油なども営んでいたようです。
時代の変遷のなか、明治時代、8代源兵衞の頃、清酒製造業専業になり、
大正時代に白楽天の詩より命名した現在の商標「神聖」で出荷するようになりました。
以来、品質本位をモットーに、飲みあきしない酒をめざし研鑽して参りました。
昭和39年にはその技術が認められ、名誉ある「江田賞」を受賞しました。
また、伴淳三郎の「かあちゃん一杯やっか」というTVコマーシャルにより首都圏で一躍知名度を上げました。
以来、伏見の中堅として現在も誇りをもって酒造業を営んでいます。
現在三年連続全国新酒鑑評会にて金賞を受賞中です。
現況
現況300有余年の伝統の技と、名水「白菊水」により、食中酒として最適の清酒を造り続ける山本本家では、
時代のニーズにと日本酒に対する誇りをもった商品を開発し続けてまいりました。
メインブランドの「神聖」をはじめ、「鉄斎」「源ベエさんの鬼
ころし」「かぐや姫」「松の翆」「水のしらべ」などなど、
伏見の清酒らしい口当たりのよいお酒を志向してまいりました。
昭和51年に酒蔵を改造して開店した「鳥せい本店」は、
パイロットショップとして消費者の直接の声を聞き、時代に合った酒造りに役立てております。
表千家而妙斉千宗左御家元に御銘をいただいた「松の翆」に代表されるように、
日本の文化の中に溶け込んだ食と酒の関わりを見直し、
その良さを受け継ぎ、明日の食文化の一翼を担うという誇りをもって日本酒を見つめていく所存です。
弊社の味を信じ、人々の心を満たす日本酒造りをめざし、
国内のみならず海外へも目を向け、今後も日本酒と文化の未来を見つめてまいります。
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